
ようやく2009年度になりました。北海道の地でも春の息吹を感じています。外を歩くと感じる日差しや雨で湿気る地面の香りは外に向けるインスピレーションを刺激してくれます。そしてふと自然を散策したくなるものです。そういったときに野外での活動をより効率よく遂行するためには欠かせないのが工具類。今回はVICTORINOX製SWISS TOOLシリーズのSpiritをレビュー。
VICTORINOXhttp://www.victorinox.co.jp/
SWISS TOOL Spirit +URL部が非常に長いためにリンクのみとします
VICTORINOXは19世紀終わりに作られたスイスの刃物メーカーです。その後優秀なマルチツールとして、いくつかの軍で採用されているのみならず、低価格なものはアウトドア用としても愛されています。
僕も付き合いは非常に長く、幼いころから父のSWISS CHAMPを玩具代わりに持ち歩いていたこともありました。アウトドアで使用したこともあるのですが、その頑強さ、精密さは購入から30年たった今も衰えることはありません。

僕が手にしたときはこのような梱包がされていました。mont-bell、ボール紙のこのパッケージは好きな贈り物のひとつ。

取り出したときはエアークッションされたSpiritが。見てわかると思いますが、小さい。そして、重い。

パッケージはVICTORINOXらしく赤を基調としたデザイン。多言語使用です。

大判コミックとサイズの比較。カロリーメイト4本より小さい。

スライドさせて取り出したら取扱説明書が。

2つの説明書と、ポーチ付のSpiritが。黒い化学繊維、多分ナイロンです。

金属と赤いものが。

Spirit本体と数点の工具ねじ、ラチェットヘンチです。なお+(プラス)でなければ、本体以外の数点が付属してきません。それでは次に本体の使い勝手を。

小さくしている時はSWISS CHAMPとほとんど変わらないサイズ。手のひらの部分は、重さからくぼんでいます。

ペンチへと変化させる途中。少々硬いところもありますが、女性や子供でも展開できる感じ。開く過程はサバイバルナイフと同じ。ペンチは日常工具の中でもあると便利なシーンが結構あります。

展開しきるとペンチ、ワイヤーカッターなどになります。この時にグリップに収納されているツールは使えません。握り心地は、金属質なため、すべることがあるかもしれませんが、手に吸い付くようなサイズのために、負担が少ないような気がします。何度か使用してみても、どこかにマメができやすいような、そういった食い込みが発生しません。標準サイズの手をもつ女性なら、同じように扱うことができると思います。

いったん収納していくつかのグリップツールへ。大刃は波上の葉が刻まれていて、蔓などの植物を切りやすい形状になっています。しかしVICTORINOXはナイフ屋なので、扱いに気をつけなければ怪我をしてしまいます。指が、蔓にならないように、慎重に収納しなければいけません。またナイフ収納の通り道に注意しましょう。

はさみや栓抜き、マイナスドライバー。はさみは旧(かなり古いが…)SWISS CHAMPより剛性が高いつくりになっています。これも切り過ぎに気をつけましょう。

のこぎりは二重刃となっています。切れ味は試していませんが、強度が高いように、刃がでかいので、すぐ壊れる気配はまったくしません。
ここまでのマルチツールについてはいくつか使い手を選ぶ部分があります。それは展開するときに、多少の慣れと、両手がふさがっていないことが必要なことです。まず、サイドについてる固定スイッチを片手で押しやり、そして工具を爪に引っ掛け展開するので、小学生には無理があるかもしれません。僕も昔は展開に20分とかかかりましたので。

続きまして付属品のラチェットレンチ。これの使い勝手はすさまじい。使用方法は六角をはめて以下のように変形します。

ご想像の通りになります。ただしこれ、接続部に加工がしてあり、工具として分解などの力が作用する方向には、当たり前のように動作し、反対方向にはカチカチカチと六角が逆回転します。すなわちグリップの位置にあわせて手の握りを変えなくていいわけです。これは必要なときに想像以上にいい機能。
工具を全て書くことはしませんが、20程度の機能が備わっています。10得どころか20得ですね。

今回のレビューはこんな感じ。Web屋もどきの感性のサイトで、こういった外に向けた話題もいいかなと思って取り上げました。少々値段は張りますが、一生モノが欲しい方はVICTORINOXなんていかがでしょうか。
