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レビュー:PFU 「Happy Hacking Keyboard Professionl2 墨」 PD-KB400B

http://libertatem.org/2008/05/rev-hhkb.html

Happy Hacking Keyboard Professional2
キーボードを購入しました。なぜこんな高級機を買ったのかというと、僕も区切りのいい年齢に達し、そろそろ『万年筆』が欲しいと思ったからですね。打鍵の感覚良し、取り回し良しのPFU製、Happy Hacking Keyboard Professional2(以下HHKB)をレビュー。デジカメを持って来ていないので、Webカメラからの画像なのはご容赦ください。

PFUhttp://www.pfu.fujitsu.com/
HappyHackingKeyboard Professional2http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/hhkbpro2/

このキーボードは、UNIX向きの配列で、打ちなれない方には投げ出したくなる、矢印キーやテンキーが無いためにfnキーを駆使する必要がある、などの癖のある特徴が目白押しです。ただしこのコンパクトな仕上がりと、心地よい打鍵感は、好きな人にはたまらないものでしょう。これはまるで万年筆に通じる喜びがあります。

パッケージ
パッケージはキーボードとは思えないサイズ。小型の無線LANのパッケージを連想させます。

開封途中
開封途中。箱の作りはしっかりとしています。

開封
開封すると中はこうなっています。隙間が少ないつくりですが、持ったときは軽くて拍子抜けします。

内容物
内容物は3点、本体とケーブル、そして取扱説明書です。

手に添えて見たところ
その大きさは両手の幅より小さく、けれどもキーの幅は狭すぎません。機能と使いやすさを両立する最小サイズ、と感じられます。

以前のキーボード
ここで以前のキーボード。2000円で購入したこの中国産キーボードは、まあ普通なのですが、開けたとき異臭を放ってました。舐めたらダイオキシンで死ぬのでは、そんな雰囲気で怖いものがありましたが、勿論このHHKBは無臭でした。

サイズ比較
それでは重ねてサイズを比較して見ましょう。予想通りの結果ですね。このときテンキーが無くて、たまに不便な人は多少不満を持つのでしょうが、テンキーの無いメリットを考えて見ましょう。

フルキーボードでの右手の移動幅
もしフルキーボードであるなら、これだけの幅を右手が移動するのはお分かりでしょうか。肘ごとブンブン振りますね。

HHKBでの右手の移動幅
しかしHHKBでは、なんとこれっぽっちしか右手は動きません。自然とマウスまでの手が早く動き、机は広く使うことが出来ます。

HHKBの奥にUSBポートが2つ
奥にはUSBが2つついています。これは正常動作しないときも勿論ありますが、デスクトップPCではUSBポートまでのアクセスが早く行えて便利なのではないでしょうか。

設定用DIPスイッチ
キー配置が馴染まない方は奥の蓋を空けるとDIPスイッチがあり、いくつかのキーを変えることが出来ます。僕は2番のスイッチをonにし、Windowsキーを使えるようにしています。ここで注意することは、通電しているときにこのスイッチを設定すると、故障する可能性があることです。マイコンを扱ったことがある人は容易に想像がつきますよね。それと、力を加えすぎると簡単に折れます。鉛筆などでやさしく上げてください。

裏にはつめが2つ
背面は最初のつめを立てていない状態を含め、3段階の高さ設定を行えます。

HHKB
総評ですが、これは何にも変えられない、良い打鍵感です。僕はこれを、コトコトと文字を添えていく感触と表現しています。叩き付け、打ち込んでいくのとは違いそんな優雅さが、このHHKBにはあります。

ここまで言及しませんでしたが、普通機からの乗り換えはどれほどしやすいか、これが気になった方が多く居ると思います。そうですね、僕は写真撮影後、今初めてこのHHKBでレビューをしているのですが、1時間打っていれば慣れる程度、ですね。最初問題に感じたのは、カナ入力の際のfnキーを押しながらのF7でしたが、これは右手小指を中心に手首がくっと勝手に動くようになります。次に矢印キーですが、30分位で、意識せずに小指が押さえて人差し指中指が叩くようになります。

反対に1時間打って馴染め切れない点は、全角/半角キーが右上にあることです。さすがに使った回数も多いだけあり、慣れにも時間がかかります。あとこのキーボードの決定的なデメリットはフリーゲームなどの矢印キーを主体にするものがまったく出来ないことです。笑われるかもしれませんが、僕はプログラマの端くれである前に、エンターテイナー、物書きです。ですからこの点は、別のキーボードを用意するしかないですね。

作家のテンポを左右するのは万年筆の良し悪しがありますが、このHHKBは、決して悪くないものです。それに黒であれば、暗い部屋でのキーボードの映りこみがなくなるメリットにも注目したほうが良いでしょう。打鍵音は五月蝿いほうかもしれませんが、無音よりもテンポを求める方にはぴったりです。高級志向の人にとっても、このキーボードは、白と、刻印無しがあります。美しいデザイン、機能美がきっと見つかることでしょう。このキーボードに合うケースも別売りされていますので、何処でも使用できて暮らしのテンポを快適に、そして現状をより幸せに"ハック"してみるのが僕のお勧めです。

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2008年5月10日 14:45に投稿されたエントリーのページです。

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