
ついに、数年間も待ち続けてきたFirefox3がダウンロード可能になりました。魅力的な機能と、より高速に生まれ変わったこの愛しいブラウザで、あなたのネットライフを幸せにハック!
そう心から言いたいところですが、アドオンが使用不可になるものがあったり、今までの挙動が変わっていたりと、すぐに幸せになれた方は少ないのではないでしょうか。そこで、今回はFirefox3をワインに見立てて、ワインだけではなく周辺からこのブランド、味、香りを楽しもう、そんな記事です。アドオンはなくてもかまわない、2からの改善を心行くまで楽しみましょう。最初はダウンロード方法、次に実用的ないくつかのテクニック、最後にうんちくや実は改悪?と思われることを紹介。
ダウンロード方法
ダウンロードは以下urlから。
Firefox3 TOP Page http://mozilla.jp/firefox/
ダイレクトにダウンロードしたい場合 http://mozilla.jp/products/download?product=firefox-3.0&os=win&lang=ja
ここで遭遇した問題、ダウンロードができない
TOPページでは、なぜか僕のFirefox2では、ダウンロード先へのリンクが表示されませんでした。表示はこんな感じです。

どうにもこれは僕の通信環境ではJavaScriptが正常に実行されない場合があるためのようです。しかし、スクリプト部に書かれているためにhtml文章を「ダウンロード」で検索をかけても出てこない......のには困りました。だけどもFirefox3への愛はこんな障害ものともせずです。ダイレクトにダウンロードするための上記のリンクから直接落としにいけます。
無事ダウンロードできたらインストール。これについては説明するまでもないですね。それでは期待していた変更点は、どんな感じなのでしょうか。
追加機能と便利な小技
まず、全体の変更点が知りたい方は以下のurlを参考にしてください。
Firefox3 機能概要http://mozilla.jp/firefox/features/

透明感あるデザインは機能概要でも健在。なかなかいい見栄えです。アイコン一つ一つが付箋みたい。
さて、僕の注目した追加点は以下のものです。
使いやすくなった検索履歴

いままでの検索での履歴といえば、左側に表示されるごくごく普通の履歴ページです。しかし同じサイトを連続して閲覧したときは目的のページの区別がつきにくい......

新たに加わった検索機能は、ロケーションバーに文字列を打ち込むことで使用できます。ここに打ち込んだ文字列は、ページタイトルとurlの両方から検索が可能。ということはわざわざ履歴ページを開かなくても、ページタイトルに当てがあればすぐに見つけられますね。

表示される情報は、ページタイトルとurl、そしてファビコンです。ファビコンとはページタイトルにたまに見える小さなアイコンですが、文字情報だけではなく、視覚効果もあるとイメージからもたどっていきやすいですね。
一度に表示されるurlが減った欠点もあるのですが、使用頻度から考えるとプラス成分が多いです。
ブックマーク支援の充実
3からロケーションバーの左側の星からブックマークがすぐできるようになりました。そうは言っても男は黙って「Ctrl+D」(このコマンドでブックマークが可能です)なんて思うのですが、ここには2段階の機能があります。

注目するのはブックマーク済みの星が光っている状態。ここでもう一度押すと、ブックマークの編集が可能です。項目は、ブックマーク名と、フォルダ、そしてタグです。僕はいままでめんどくさがったせいでブックマークのスクロールが頻発していたのですが、この機能のおかげで思い立ったときに設定ができるのは大きいです。
いままで以上にブックマークをしても氾濫しにくくなりました。既存のブックマークページは、星の点灯で区別がつくようになりました。この機能を使ってこそのFirefox3だ!
コピー&ペーストがより便利に
html文書をドラックして、選択範囲を「Ctrl+C」、これはよく使用する文章をクリップボードに収める方法です。これのチョイテクを紹介。参考元はえむもじらのエントリです。

ドラックして選択範囲を指定する時、Ctrlを押しながら、複数箇所を選択してみてください。そうすると離れたところを同時にコピー可能です。
しかし注意が必要です。それは選択範囲の文字列は、文章中の時系列に従うことと、すべての文字列は結合されている(半角スペースをはさんでいないこと)です。
HDDがガリガリ音をたて不安な方は
Firefoxは、リンク先をあらかじめ読み込んでおく機能があるようです。具体的にはわかりませんが、こういったキャッシュに類する機能は、低スペックマシンでは負担になることがあるようです。この点に不安を感じる人は、この機能をOFFにしてみましょう。自己責任でお願いします。

ロケーションバーに、"about:config"と入力し、検索。

なにやら危ない文章が出てきています。ここで「最新の注意を払って使用するを選択」

"network.prefetch-nextとフィルタに入力すると、ひとつ選択されます。これの値が"True"ならばダブルクリック。これにより"False"になります。元に戻したいときは、同じ手順を踏んで、ダブルクリックで"True"になります。状態で初期設定値かユーザー設定がわかるので、間違いは起こさないと思います。
これできっとHDDをガリガリ鳴らしているあなたのFirefoxが軽くなるはずです。
そのほか
ダウンロード時のリジューム機能が追加されました。突然ダウンロードが終了しても、次回のダウンロードを続きからはじめられます。この機能で足りる人は、アドオン「DownThemAll!」いらずですね。
画像の読み込みやオフライン時のサポート、動作が速くなったことなど、個人的には満足です。
うんちくや不満点
タブのスクロールがスムーズにアニメーションするようになったけど、あれはだめだろ......僕はCRTだからいいけれども、液晶の人は高速スクロールで何がなんだかわからなくなりそう。
メモリ食わないようになるって書いてるけど、ありゃ僕からすると嘘だ。数十のタブを開いて運用してると、実、仮想メモリともに220M食う。2Gのメモリをつんでいないと、FIrefoxはきついかもしれない。
一新されたアイコンも失敗している感が否めない。ツールバー上の戻る進む更新はいいのだけれど、加わった曲線のデザインが、右側のロケーションバーの角ばり具合と競合しているような気がする。ついでに、フィードアイコンもフォルダ状にしたのはどうなんだろう。ファビコンが正方形主体なのに、淡い色で長方形だといままでと違って視界に入っても気がつきにくい。僕はフィードアイコンの方が好きかなぁ......
アドオンほとんど使わないシンプル使用ですが、「WebDeveloper」が使えないのは痛いなぁ。とはいっても直ぐ対応だと思いますので、そこは気にしてないです。
総合では、優秀なのでもっと遊びがあってもいいかな、なんて身勝手な感想で落ち着いています、ハイ。楽しみだったソフトをありがとう、mozilla、Firefox開発の皆さん!
